私は以前から余計な想像をして、自分のなかに心配事を作り出してしまう傾向があります。その癖はできるだけ直さなければならないなと思ってはいるものの、人の性格が簡単に修正できないようになかなか直すことができないのが現状です。そんな妄想癖ならぬ想像癖の私が最近になってよく想像している心配事は、家中の鍵穴が詰まるというもので、このことを考える度に怖くなってしまいます。

もし家中の鍵穴が詰まってしまうとどうでしょう。まず玄関が開かなくなるため、自宅に帰るということ自体ができなくなりますし、仮に家の中に居る状態で家中の鍵穴が詰まってしまったとすれば外出する際に鍵をかけられなくなってしまいます。また、居室の鍵穴まで詰まられてしまうと完全に密室になるわけですから、自由に部屋の出入りすらできない状況になることが想像できるでしょう。このようになってしまうと、携帯電話を取り出して即座に鍵のトラブルを解決してくれる業者を呼ばなければならない状況に陥るはずです。

しかし、鍵のトラブルを解決してくれる業者を呼んだとしても、問題はそこで終わるわけではないのが現実だと言えるでしょう。というのも、鍵穴が詰まってしまうと、それを修復するのにかなりの手間と費用がかかってしまうからです。たとえプロ中のプロが鍵穴の修理を行っても30分は最低でもかかるはずですから、家中の鍵穴を修理するとなれば1日で終わらないことになります。こうなってしまうと、安心できる住居としての役割を果たしてくれない状態になると言えるのではないでしょうか。

普段はそれほど意識していない鍵穴ですが、私のようにそれが全て詰まったらと考えてみると、私たちの生活環境を大きく変えてしまいますのでかなり重要な存在であることが分かりますよね。現実に家中の鍵穴が詰まることはないと思いますが、こんな怖いことになるなら一つの鍵穴でもできるだけ詰まらせたくはありません。

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