東京や大阪などの人が多く集まる地域には、当たり前の話ですがそれに伴う形でとても多くの住戸が建てられています。例えば、僕が今住んでいる東京の中野区もその一つで、いわゆる「昔ながらの住宅地」と世間的に認識されているようなこのエリアは、古い木造家屋やそれに準ずる賃貸アパートなどが密集して立ち並び、近所にあるこれまた古い商店街と合わせて、「味のある地域」として知られています。

ちなみに僕が現在住んでいるこのアパートに入居したのは半年前で、かねてからの念願だった語学系の大学に進学したのを機に、親元を離れて一人暮らしを始める形で引っ越しをしてきました。
さすがに何かのマンガや小説で読んだような「隣近所の仲良しな付き合い」などというものはありませんが、それでも大学で気の合う友人もでき、そこそこ楽しく一人暮らしを満喫しています。

ただ、冒頭に少しふれた内容にも少し関係するのですが、この古い住宅地で僕が入居しているのも「築何十年」というレベルの古い木造アパートだけに、設備が所々傷んでいるのが悩みの多面です。
例えば、鍵を使用するごとになぜか回りにくくなる玄関ドアの鍵穴とか、冬場に入ってくる隙間風など、「本当に今は平成の時代だろうか」とちょっと錯覚してしまうほどに年季の入った設備で僕は生活しています。